罪の意識とハラスメント被害
・『ワンピース』空島編で、元神ガン・フォールが言った「己の行動に罪を感じた時、人は最も弱くなる」という言葉について考えた。自分に少しでも非があると思えば、強気に出ることもできなくなる。言いなりになるしかなくなってしまう。
・会社組織でも部活動でも、ノルマを達成できなかったとか、大きなミスをしただとか、期待に応えられていないだとか、この仕事に向いていないのではないかとか、そういう罪の意識がある人はモラハラやパワハラの対象になりやすい。また、自分にも悪いところがあると思っている場合、受けた仕打ちを不適当だと思うこともできなくて、泥沼スパイラルに陥ってしまうのだろうと思う。
・ハラスメント行為は決して許されるものでは無いのだけど、自分に非難の対象になっても仕方ない(と自分が思ってしまう)ような非があった場合、それでも私は立ち向かえるだろうか。自信がないを結局はハラスメントを受ける要素をなくすため、地雷ボタンを踏まないように立ち回るしかないのかもしれない。それは悲しいことだ。
ホットボタンと地雷ボタン ーいじめを回避するための生存戦略ー - where the light is
・ただ単に「自分より若いこと」が地雷ボタンになるような場合、どうしたらいいのか分からない。同じ言葉を話さない人と会話はできない。歳下だろうが歳上だろうが、いつかは死んでしまうのだ。
・ワンピース好きを自称する人が、空島編のガン・フォールの言葉、神エネルの支配スキームを覚えていなくて絶句した。それでワンピース好きを語るのはどうかと思う。まあ、好きなんて人それぞれだし、その人も結局いつか死ぬのだけど。
自己愛の塊に相対したとき、それもいつか死んでしまうと思う - where the light is
- 作者: 尾田栄一郎
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