鬱が夜更けに目覚めて
こんな時に文字を書いても仕方ないのだけど、キツめの鬱が夜更けに襲ってきている。ここまで気持ちが落ち込んでしまうのは、一年に一度ぐらい来るキツいやつだ。同世代と比較したときの焦りを感じているというのが大きいのかもしれない。あるいは、今進んでいる道を、このまま歩み続けていいのかという気持ち。成し遂げたいことや達成したいことなんて、今のところ湧いてこなくて、ただ日々が流れていってるような気がしてる。幸せだし、それなりに余裕もあるはずなのに、心がボロボロになっていくような気がしている。劣等感というか焦燥感というか、忘れていた気持ちにまた支配されようとしてる。私は精神的に強い方ではないから（精神的に強いというのはビッグワードだね、人によって向き不向きがあるだけだ）、時間や規則がカチカチに決められた環境で何かをすることはできないと思う。だけど、今の自分にどれほどの価値があるのかとか、価値を上げるために前に進めているのかとか、そんなことを考えては胸が痛くなっている。まあ、実際のところ、私はただの躁鬱なんだろうな、とは思う。アメリカにいたときは明らかにパニック障害の症状が出てたし、ちょっと忙殺されると心のコントロールが効かなくなる。ここのところ生活が不規則になったり、先の予定が見えなかったりするストレスから、鬱が強めに顔を出しているみたいだ。よく知らない人の顔見て話すことができなくなるのが兆候っぽい。仕事が嫌とか未来が暗いとか、そんな気持ちが強い訳では無いけれど、ただなんとなく生きていくことへの倦怠感が強くなって、もういいかなあ、なんて思ってしまう。留学がしたいわけでも、大学院に通いたいわけでも、起業がしたいわけでも、年収1000万を越えたいわけでも、子供がほしいわけでもなくて、何だかどう生きていけばいいのか分からなくなってしまうね（分かっている人なんていないのだろうけど、そして普段の私なら自分の意志で切り開くとか言うのだろうけど）。いつでも選択肢は目の前に転がってるんだろうけど、そういうのに疲れてしまったんだよな。うだうだ言う前に「やれ」なんだろうけど、モチベーションが皆無なんだよな。やれやれ。そうやって言われそうなことを先回りしちゃうのも嫌になっちゃうな。診断書を会社に出すのも違ってる気がするし（今のところ業務に支障が出ている訳ではない）。でも、何かあったときのために、上司には伝えておいた方がいいのかなあ、なんて思ったりしてる。ただ、仮にそうして腫れ物を触るように扱われるのは嫌だし、メンタルヘルス系のクリニックに通うのも面倒だし。何にせよ、この深い海の底に沈むような感覚は、何回経験しても慣れないな。こういうときに、更にモラハラやパワハラなんかのストレスが重なると、最悪の選択肢を選んでしまったりするんだろうなあ。
- provided courtesy of iTunes
