世界線を変えるということ
・思考ログばかり書いていると、中に何を書いたか忘れてしまうので、大意をタイトルにすることにした。
・Wantedlyでインフラエンジニアの求人を見ていると、自社と世の中のズレに気づいてしまう。Jenkins, Puppet, Chef, Ansibleあたりを使った管理が前提だし、Dockerコンテナ環境、会社によってはKubernetesが当然であったりするわけだ。そもそもオンプレでサーバーのお守りをしたり、ネットワーク職人になったりすることに、イマドキどれほどの価値があるのか考えるべきなのかもしれない。今やる仕事の経験が、世の中でどれほどの意味を持つのか、ということ。
・社内のOpen Sourceの勉強会のようなものに出してみたとしても、それはプレゼンの練習以外の何の意味も持たない。ああ、ここはこんなにも時代遅れの場所なんだなということを感じてしまった。外を見なければいけないな、と強く思う。「パブリッククラウド上のインフラを、いかにコードベースで管理するか」という世界観で見た時に、今の仕事のほとんどは新しいことではないな。
・一方で、「Google検索は自分の頭の中をのぞいているだけ」という見方を忘れてはならない。検索によって今知っている知識を深めることこそできるが、単語や概念すらないような世界線の知識は、たどり着くことすらできない。大企業のレガシーな世界観で生きるなら、今の会社の技術やスキルセットが必要なのだろう。
・結局、「自分が今、何になりたいか」の一点を見据えて選択を続けていくしかないのだと思う。データ分析なのかCI/CDなのか分からないが、何もかもを一人でやる必要はなくて、協業する中で自分にできることを探していけばいい。ただ、今の環境は、それをするにはお世辞にも適しているとは言えないな。
・良くも悪くも、少し検索する言葉を変えるだけで、全く違う世界線に到達してしまう今の時代だ。なんとなく生きて、辻褄を合わせるように形にはまっていくより、自分が納得できる世界線を積極的に選び続けていきたい。すくなくとも、as a codeの方が楽しそうに、魅力的に見えるので、こちらに進んでいきたい。
・コードを書いたり、パブリッククラウドの資格を取ったり、といろいろ考えては見るけれど、石橋をガンガンたたくよりも、そういう環境に飛び込んだ方が手っ取り早いのもわかるぜ。さあ、どうしようか。
・関係ないけど、インターネットやオンラインの概念がなかったような時代、あるコミュニティでNo.1になることがゴールだったのだろう。しかし、世界中のだれとでも手軽につながれるようになってしまった現代、いつもの仲間内で一番であることを誰が自慢するだろう。良くも悪くもそういう時代に生きているのが、我々だ。
・やっぱりでっかいLinuxの検証環境がほしいな。会社のはファイアウォールがあるから面倒くさいぜ。ラズパイをKubernetesでクラスタリングするか(バカ)、20万ぐらいでデカイマシン買うか…。ファンの音が静かなやつがいいな。
・Jenkinsなんかの現場で使われているツールは、Slideshareで検索すると、エンジニアの方が実際に使った構成だったり、良かったこと・悪かったことなんかがあって、こちら側から入門するのが都合がよさそうです。